心を籠めてアランフェス

9月24日(日)

祇園公民館にて

参加者:  1stM:2人、2ndM:2人、D:1人、G:2人、上垣内先生

日記担当:N尾

さて、本日の練習ですが、ついに定期演奏会本番まで一ヶ月をきりました。

練習日も残すところ今日を入れて4回・・・

大丈夫なのか?大丈夫なのか?

みなさま、安心してください。チアロのスイッチただ今入りました!!

演奏会全力疾走いたします!

今日は上垣内先生に来ていただく日というわけで、集合してから先生がいらっしゃるまでの間に今日合わせる曲を死にのもぐるいでさらいました(笑)

合宿での集中練習、そして自宅での個人練習の成果がみられ、演奏の確度(ちゃんとした音が出る確率)も上がってきましたよ。

お!みんなかなり練習してきたなぁ・・・うん、これなら大丈夫!

そんな中やっぱり個人練習では克服できない箇所、合わせでしか確認できない箇所があります。

特に「アランフェス協奏曲」はギターの入りが難しい箇所が随所に。

「ここやってみて!」「ここの3拍目に音のあるパートは?」「今の合っとった?」「もう少しだ」

こういう何でも聞ける、雰囲気はアンサンブルならでは。チアロのいいところです。そして今日は何が何でもクリアににしなきゃというみんなの意気込みがありました。

そうこうしている間に上垣内先生がいらっしゃいました。先生がいらっしゃるのは合宿以来初。

「みなさん元気ですか?」と今日のトークの話題は「K崎君の仕事の近況」と「みんなのファッションが垢抜けた説」、そして「3歳の娘と奥さんの女のバトルがすごい説」などなど。今日も爆笑トークで楽しくスタートです。

まずは「アランフェス協奏曲」から。

今年の定期演奏会のタイトルは「わたしだけの音楽(おもいで)がある」。

チアロにとって思い出深い曲の1曲がこの「アランフェス協奏曲」です。上垣内先生の素晴らしいギターソロとの共演、第20回という節目の年に再び演奏します。

「心を籠めてアランフェス」・・・さらに進化したチアロの演奏をお届けしたいと思っています。

1度通した後、気になるポイントをおさえながら繰り返し練習しました。

曲の最後の大きな盛り上がり、全パートがtuttiでメロディーを歌う箇所、高音なのと音量最大なのと32分音符なのと・・・もろもろな事情でみんなの息が合わなかったところがありました。そこで上垣内先生の提案である言葉に乗せて弾いたところ、驚くほどみんなの息が合ってびっくり!その言葉とは・・・

「ア・ナ・タ・ガ・イ・ウ・カ・ラ・ワ・タ・シ・ハ・コ・ウ・シ・タ・ノ!」(笑)

今日も最高に楽しかったです。

ここで休憩をして小編成の3曲をみていただきました。

こちらも短い時間でしたが先生のリードで急に生き生きとした演奏に。魔法ですね。小編成は緊張して固くなりがちですが、自信を持って楽しく弾けそうです。


最後に「私の帰る場所」を合わせました。この曲も毎回演奏会で演奏する大切な曲です。

この曲、はっきり言って涙腺注意!!

まだ本番でもないのにじーんとしてきました。たぶん本番泣いちゃうな・・・たぶん。

上垣内先生が帰られた後は残りの曲を通して本日の練習無事終了です。

これまで20回演奏会を繰り返してきたわけですが、毎年演奏会前にはパチッとスイッチが入ります。

演奏会を何が何でも成功させる、お客様に少しでもいい音楽を届ける、メンバーの心が一つになる・・・このスイッチがあるから本番が楽しく、感動的なものになるんですね。

「今回のコンサートもいいコンサートになりそうです。」


Ensemble CHIARO

広島で活動するギター・マンドリンクラブ『アンサンブル チアロ』のホームページ

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